キンコン西野の『新世界』を読んだ感想

 

 

ちょうど昨年くらいに発行されて話題になったこの本。

遅ればせながら読んでみたのでその感想を。

 

買ってから気づいたのですが、この本は全ページをネットで読むこともできます。

怪しいサイトでもなんでもなくて、本人が公開してます。

本屋で立ち読みするのも面倒な人はぜひ、ネットで寝読みしてみてください。

11月発売&絶賛ヒット中のビジネス書『新世界』を全ページ無料公開します(西野亮廣)

 

 

この本は、誰にでもオススメできますが、「一歩踏み出したいけど踏み出せない」「変わりたいけど変われない」という人には特にオススメしたい一冊です。

 

 

 

必要なのは、強い気持ちなんかじゃない

何かを始めたり決断する時、「失敗したらどうしよう」とか「周りの人に変な風に思われたら…」という不安はだれもが持つものでしょう。

その不安を振り切って行動し、結果を出した人が持っていたのは、「それでも私はやるんだ!」「だれになんと思われようがどうでもいい」といった、強い気持ちなんかじゃない。

そういう人もいるかもしれないけど、それだけじゃ無理。

必要なのは情報だ。少なくとも、今後何かに挑戦しようと思っている人にはそう言いたい。

強い気持ちも大切だけど、必(らず)要(る)なのは情報。

 

今の世の中がどうなっていて、今後どうなっていくか。

これって、何かを始めようと思っている人だけでなく、フツーに生きたいと思っている人にも必要な情報だと思います。

 

この本には、西野さんの考える、現在〜今後の時代の流れが書かれています。全て自身が行動したことからの考察なので信ぴょう性が高いです。

その中でも、わたしの心にガツンと響いて、ぜひみんなにも知ってほしいと思ったことを書いていきます。

 

キミに必要なのは、踏み出しても殺されない『情報』という武器だ。

今、世の中で何が起こっているのかを知るんだ。

時代が大きく動いている。

ここ1〜2年は、とんでもない規模のゲームチェンジが起きている。

特に『お金』は大きく姿を変えた。

当然、扱い方も変わってくる。

ほとんどの人がこの変化に気が付いていなくて、変化に乗り遅れた順に脱落していっている。

キミに守りたいものがあるなら、この変化を正確に捉えるんだ。

少しだけボクの話に耳を傾けてください。

 

 

 

”お金”から”信用”を稼ぐ時代

お金を稼げる人が、お金持ちになれて裕福で幸せな暮らしができる。だからお金を稼ぎたい。

多くの人がこう思っているだろうし、常識だと思う。

 

でも西野さんは、今後は(というか今もすでに)”信用”や”信頼”を稼げる人がお金も手に入れられて幸せになる時代だと言っています。

 

「信用を稼ぐって何?信用ってついてくるものでしょ?ちょっと怪しいなぁ」

と私は思いました。

 

あたたかみのある”信用”とか”信頼”という言葉に、ガツガツした雰囲気の”稼ぐ”という言葉が組み合わさると、なんか違和感があるんですよね。

でも、それは言い回しの問題だけで、事例を知ると今の自分の生活にもとても身近なものでした。

 

ウソをつくタレントより、正直なyoutuber

以前、ウチのスタッフの甥っ子(中学生)が、自分が買うお菓子を選ぶ時に、素人のオッサンYouTuberの感想を参考にしていたのね。

そのオッサンの動画が、まあ酷くて、お菓子を食べた後のリアクションがすこぶる悪い。

マズイ時は本当にマズそうに食べるし、美味しい時は「あ〜、まあ、美味しいっすね」ぐらい。

そこで彼に「なんで、そんなオッサンの動画を見てるの?」と訊いてみた。

すると、返ってきた言葉がこれだ。

「タレントさんは演技ができるから(上手に嘘がつけるから)、お菓子が美味しいかどうかが分からないんだよ」

グウの音も出ないよね。

そんな感じでタレントを見る世代が出てきている。

 

スポンサーからお金をもらってるから美味いというのが当たり前のタレント(仕事人)と、

なんの圧もないのでいろんなメーカーのお菓子から選りすぐりをオススメできるyoutuber(素人)だったら、後者を信じますよね。

化粧品でもなんでもそうですね。

youtubeだけでなくSNSやブログもそう。これらのパターンを考えると、ウソをつかない人が”信用”がされてお金も得られているので納得です。

でも次はどうでしょう?

 

はれのひ事件の田村P

着物レンタル会社「はれのひ」の当日バックれで、予約していた大勢が成人式で着物を着ることができなかった事件がありましたよね。

その後に行われた西野さん主催のリベンジ成人式も、話題になりました。船上で豪華なパーティーやったアレです。

実はその言い出しっぺは西野さんの(オンラインサロンの?)スタッフ、田村Pという女性だったそうです。

悔しい思いをした成人の子達に何かできないか」という思いから、たった3週間で企画〜準備、パーティー開催まで取り仕切ったそうです。

おそらく相当なまでに、身も心も睡眠時間も削って動きまくったのだろうと思います…。しかもボランティアなのでタダ働きだったそう。

 

ポイントなのは、パーティー終了後です。

 

パーティー大成功の立役者ともいえる、一般人・田村Pの”信用”は爆上がり。そのことで田村Pは多くの恩恵を受けたのです。

例えば…、

  • 「打ち上げにシャンパンを飲ませてくれ」というクラウドファンディングを立ち上げ、たったの数時間で目標金額30万円クリア
  • 田村Pが読んだマーカー付きの古本が3万で売れた

 

たしかに私も、そんなすごいことをした田村Pのマーカー付きの古本なら定価以上でもほしい!←簡単ですw

こんな感じで田村Pは、田村Pを見たこともない赤の他人までからも信用を得たのです。

ちなみにマーカー付きの古本だけを扱う面白い本屋さんは、『しるし書店』

 

日給1万円で3週間働いて「お金」を稼ぐのか、それとも、他人の為に無償で3週間働いて、「信用」を稼いで、しかるべきタイミングで、その「信用」を換金するのか。

どちらを選ぶかは、その時の状況を見て決めればいい。

ただ一つ言えることは、「今の時代には『まずは信用を稼いで、その後で換金する』という選択肢がある」ということだ。

 

youtubeのように、”信用”がダイレクトにお金になる仕組みとはちょっと違う。

目先のことだけを考えたら、3週間過酷なタダ働きをした田村Pは損をしていたただ一つ稼いだのは信用で、その信用はきちんと換金できた。しかもその信用はお金と違って減らない。

むしろ増える、というのが西野さんの考え。

 

日々、目先のことばかり考えてしまいがちだけど、本質や全体をみて行動できる人間が、最後には得したり幸せになれるともいえる。たとえ今損をしても。

 

 

私の考える今後勝ち残る人

この本を読んで私が考えた今後勝ち残っていく人の特徴は3つあります。

潔く今損することをとれる人

3週間タダ働きしたけど、その結果信頼を得てお金に換金することのできた、田村Pみたいな人ですね。

まあ田村Pの場合は、「悔しい思いをした成人の子達のために」という思いで「信用を得るために…」という思いはなかったと思いますが(笑)

 

目先のことにとらわれず、全体像や本質を理解した上で今の行動ができる人でありたいものです。

私は行き当たりばったりな人生なので、胸に突き刺さります。グサリ。

 

情報を仕入れ続ける人

「時代は変わる」「今は時代の節目」

という言葉はよく聞くし、事実だと思います。親世代と同じ生き方で幸せになれるとは限らない。

なので、本を読んだりネット見たりして情報を仕入れないと損をするのは間違いない。

無知は罪なり」この言葉が今後はさらに当てはまると思います。

 

とりあえずやる人

いくら情報を仕入れても、やらなきゃ意味ない。

どれだけ良いアイデアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。
それは時間のムダでしかないでしょう。

ユニクロ社長の言葉です。

 

本を読んでモチベーション上がっても、時間が空くと腰は重くなるばかりです。やろうと思ったらとりあえず見切り発車でもやろう!

例え三日坊主になったとしても、それは行動した結果ともいえますし!

 

 

 

そんなこんなで終わります。

『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』も読んでみようと思います。

 

ではでは。