「地元、出ようかな…」
地方人なら1度は思ったことがあるのではないでしょうか…?
でも、実際地元を出ようと思うと
- 「知らない土地に行くのは不安…」
- 「転職活動するのも大変そうだし」
- 「もういい年だし、親も年だし、、、」
などなど不安を挙げたらキリがないですよね
そんな不安を乗り越え、地元を出た地方人は
「はたしていま幸せなのか?!」
「そもそもなんで、慣れ親しんだ地元を離れたの?!」
なので今回は、
24歳で初めて地元を出た友人に
きっかけや経緯、今どんなことをしてるのか、などなど聞いてきました!
▼インタビューした友人

ヤスシ(25) 愛知県出身
大学卒業後、大手アパレル企業でスーツの販売員を経験▶︎2年で退職、転職を機に初めて地元を出る▶︎派遣や短期バイトでいろいろな仕事をする▶︎現在は東京のダンススタジオで正社員として受付・運営を担当
好きなこと:インスタ、ダンス、出会いと別れ
嫌いなもの:色のない服

▼まずは見てみてください!
インスタ:o_manjyuu_ya
こんな経歴をもつ彼に…
24歳になってはじめて地元を出ることにした理由や経緯など聞いてみまっせ!
インタビュー当日!現在東京にいる彼との集合場所へ到着!

集合場所は、国会議事堂前を指定されました…
「小学生の修学旅行以来だなー、次の元号なにになるんだろうなー…(令和、でしたね)」とぼんやりしていると、やってきました!

黄色・ヒョウ柄のスニーカー、やたらにデカイトートバッグ!まさに、歩くインスタ映え!


開口一番失礼なやつ…
※「アゲー」は気の良い挨拶のようです


頼もしい、では早速はじめます〜!
◆目次
地元を出た意外な理由
インスタを見ているかぎりヤスシは、
地元でたくさんの友人に囲まれて、夏は日焼けして冬はボードして…これぞリア充!地元ラブで「一生地元から離れないタイプなんだろうな」って思ってました
大学も、新卒で勤めた会社も地元、ハッピーライフを送っていたはずなのに、なぜいきなり地元を出ることにしたのか…


ただ、新卒で勤めてた販売の仕事を辞めたくて転職サイトを見てたら、なんとなく「東京に出てみようかなー」って思ったんだ。だから、何かやりたい!とかのハッキリした目的はなかったよ!


だから、「東京、楽しそうだなー」と思って、思い切って出てみよう!って決めた。


でもヤスシって、地元ラブな感じだったじゃん?だから意外だった!
不安じゃなかった?

でも、やりたいことはなかったけど「もっと楽しく生きたい!」って思いは強かったんだよね。
地元での生活も楽しんでたけど、新しい出会いとか刺激は少なくなってたし…。
「自分の人生だから、自分のために楽しく生きたい!」と思って決めたね。

人生、インスタの華々しい感じだけじゃないよね…。

しかも、「出るぞ!」って決めてからも不安が消えなかったから、外に出てグローバルに生きてる人のブログとかインスタ見て「自分もできる!」って思い込ませた(笑)
あとは、行ってダメだったらいつでも帰ってくればいいや!って、開き直った!

実家は和菓子屋さんだったけど…

東京駅中のいい感じソファ


親は残って欲しいんだろうなーっていうのはわかってたよ。今までずっと地元に収まってたしね!


ウチの実家は和菓子屋やってるから、後継ぎのこともあるしいろいろ悩んだよー。
継いだら親が喜ぶのはわかってるけど、自分が後悔するだろうなと思って。
んで、後悔してる自分を見たら親は悲しむだろうなって思ったから、結局は自分のやりたいように生きようと思ったよ。
親は「私たちの代で終わりだねー」って言ってくれてるけど、やっぱり頭の片隅には今もあるけどね。

地方の田舎って、自営業が多いから後継ぎ問題も多いよね。わたしの周りは後継いでるひとが多いけど…

後継ぎだろうがやりたくなきゃやらなければいいし、外に出たいと思ってるなら1年でも2年でも出てみればいいじゃん!って思うなー。

たしかに、後継ぎだとしても1年や2年ならいけそう!

あ、あと出てみたいと思ったのは、「○○さんの家の○○」っていう枠から外れたかったっていうのもある!

地元を出たい!早く辞めたい!とりあえず選んだ転職先





そこで初めは研修として、実際に観光地のホテルに住み込みで、バイトの人たちと一緒に働いてたよ!掃除したり料理運んだり…!

リゾートバイトで稼いでは海外に行くのを繰り返す30代の人とか、リゾートバイトでハワイに行ってきたっていう自由な人が多くて。

ハワイ行けてお金もらえるとかサイコーじゃん!


「こんなに自由な生き方してる人たちがいるんだ」って知って
「まだ20代だし、正社員に執着せずにやりたいことやってみようかな」って思ったんだ。
働き方の価値観が広がったんだよね。
それで、研修の3ヶ月間で退職した!


でも、それくらいの勢いがなかったら地元を出てなかったかもしれないし、その会社での出会いがあって良かったから後悔はしてないけどね!
”楽しさと安定”を求めて再び転職活動

なぜか、マイ・マイクを持ち歩くヤスシ


シェアハウスに入居して、夏はプールの監視員して、派遣でいろんな仕事をしてみたり…!工場のライン作業とか引っ越しとか!




派遣や短期バイトもしてたんだけど、ニートの期間も4ヶ月くらいあっていろいろ考えたんだよね。
仕事は「楽しい」だけじゃなくて、「安定」もすごく重要だわって思ったんだ。


それから2ヶ月くらいかけて就活して、職場体験できるところはさせてもらって、いくつか内定もらった中で今の会社を選んだしね。
「もう失敗したくない!」と思ってめちゃめちゃ慎重に就活した。


業種も勤務地も決めずに就活して、「楽しそう」と「安定」してるっていうのを軸にして最後は決めたよ。

「地元出てみてよかった」って思ってる。
いつでも帰れるしね!(笑)

こんな先生いたら絶対おもろい!先生やってくれ!
今は、テラスハウスに出たいそうで毎週応募しているんだとか…
テラスハウスの制作の人!なんとか見出して!!(笑)

終始笑顔で躍動感のスゴイやつです
ありがとうございましたっ!
インタビューしてみて知ったこと・思ったこと
ヤスシのこと、
最近ではインスタでの投稿を見るだけだったし、「いつでも明るくて楽しそう、なんでも迷わず突き進んで行く、悩みなんかないんじゃないか?」って思ってました
でも勘違いでした
だれでも、見知らぬ土地へ飛び込みむ時はすごく不安
「いつでも帰れるから」…こんなにフラットな理由だったとしても、勇気を出して一歩目を踏み出したヤスシ
その一歩と、トライアンドエラーを繰り返してきたからこそ、華やかなヤスシの笑顔があるんだなと思いました
いろんな人と出会って、柔軟に自分の価値観を変えていけるカッコイイ人だなと思いました
ヤスシからはこんなことを教えてもらいました
新しい環境に入る時、「入れてもらう」のか「自分から入るのか」
「自分から入る」なら、最初の1ヶ月でどれだけ新しい風を吹かせられるか
だから最初の1ヶ月は気合い入れて頑張る!あとは付いてくる!
って
その場の雰囲気を変えたり、新しいことを始める人って、「その人の性格だから」というわけじゃなくて、見えないところで気合い入れて頑張ってるからなんだなと知りました
そう思うと、自分でもやればできるかも!と思えました!
ヤスシありがとう〜!
今回の気づき
- 地元を出るのに年齢は関係ないし、理由や目的がない人もいる
「嫌になったらいつでも帰ればいい」
それくらいのフラットな気持ちで出てる人も、案外多いのかもなー
- 親でも彼氏彼女でもなく、自分のために生きる
自分がイキイキしてることが、周りにとっても嬉しいはずーーーー!
(わたし自身、じぶんに言い聞かせてる感あり)
- 出てみたら、新しい出会いや発見がイヤでもある
人からは失敗と思われることもあるかもしれない。むしろそういう出来事は多くなる。
けど糧になる!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
また、インタビュー記事書いていきたいと思います
ではではっ!
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